初公開:2026-06-07 / 内容・料金確認:2026年10月15日
見積書には『月額支援料』とだけ書いてある。送迎や更新申請が含まれるのか聞いても、比較先によって説明の仕方が違う。登録支援機関の見積比較では、こうした空欄や条件の違いを、そのまま金額の差と考えないことが大切です。
このページは、候補先をある程度絞り、見積もりを比べている企業の担当者向けです。月額・追加費用・担当・切替条件を同じ順番で確認し、社内で依頼を決めやすい形に整理します。委託先選びの全体像は登録支援機関の選び方で確認できます。
見積もりのどこを比べればよいか迷ったら、人数・勤務地・受入れ予定時期と、料金の内訳をTreeへお知らせください。支援の担当範囲と総額を一緒に整理します。
目次
比較を始める前に、見積もりの前提をそろえる
同じ3人の受入れでも、海外から入国する人と、日本で就労中の人では準備が異なります。候補先ごとに違う条件を伝えると、必要な支援の量が違うまま金額を比べることになります。
比較先には、次の条件を同じ内容で伝えてください。まだ決まっていない事項は『未定』で構いません。予定が変わったら、どの料金に影響するかを聞けるようにしておきます。
- 受入れ予定人数、業種・職務内容、勤務地と居住予定地
- 本人が十分に理解できる言語、現在の在留資格と在留期限
- 新規入国・国内での変更・支援機関の切替などの状況
- 支援開始の希望日、住居・雇用契約・採用の準備状況
- 会社で担当できる業務と、委託したい業務
人数の増減、入国日の変更、勤務地の追加があったときの再見積もり方法も確認します。最初の見積もりが、その後の条件変更をすべて含むとは限りません。
介護施設の場合の見積比較表と提案依頼のひな形は、介護施設の登録支援機関選びで紹介しています。
費用を照合するチェックリスト
以下の項目ごとに『金額』『含む・含まない』『金額が決まる条件』を記録します。記載がない項目を0円と見なさず、候補先に質問してください。税込・税抜をそろえることも忘れないようにします。
| 比較する項目 | 見積書で確認する内容 |
|---|---|
| 月額基本料 | 1人単位か、最低人数・最低月額があるか。月途中の開始・終了時の扱い |
| 契約時の初期費用 | 基本契約の費用と、個別支援の費用が区別されているか |
| 受入れ前後の支援 | ガイダンス・送迎・住居確保・生活オリエンテーション等の対象と回数 |
| 相談・面談・記録 | 月額の対象範囲、追加対応の条件、通訳・訪問費の扱い |
| 在留資格の申請 | 認定・変更・更新別の報酬。書類作成と申請取次の担当 |
| 実費 | 交通費・郵送費・証明書取得費・入管手数料等。概算と精算方法 |
| 人数・条件の変更 | 増員、勤務地追加、予定変更等で料金が変わる条件 |
| 契約終了・切替 | 解約予告、終了時の精算、引継ぎに伴う費用と資料 |
初期費用0円でも、入国時の送迎や生活オリエンテーションまで無料とは限りません。『初期費用』という見出しの金額だけでなく、どの役務を指しているのかを確認します。
義務的支援に要する費用を外国人本人へ直接・間接に負担させることはできません。企業負担の支援費と本人の賃料等を混ぜずに見積もりを整理します。この区別は特定技能の雇用契約・支援計画の基準を定める省令でも確認できます。
金額の横に『担当者の名前』を書けますか
価格が明確でも、担当が決まっていなければ実務では動けません。支援計画の内容ごとに、委託先が行うこと、企業が準備すること、本人が対応することを分けます。
例えば住居の準備では、『会社が物件を探すのか』『本人への契約内容の説明は誰か』『必要な言語対応は誰が手配するか』まで整理すると、追加費用が生じる場面も見えます。面談も、実施するだけでなく、日程調整・記録作成・会社への共有まで確認してください。
- 通常の連絡先と、不在時に引き継ぐ担当者
- 外国人本人が相談できる言語と連絡方法
- 会社が情報を渡す期限と、内容を確認する担当者
- 実施記録の作成・保管・共有、契約終了時の引継ぎ方法
全部委託しても、雇用主としての義務や情報提供までなくなるわけではありません。また、支援を全部委託することと、月額料金にすべての支援が含まれることは別です。必要な支援を省略せず、分担と料金を明確にした提案かを見ます。
年間総額を出してから、社内に残る負担を比べる
比較用の金額は、月額基本料×人数×期間+必要な追加支援+在留申請+実費で整理します。未確定の費用は無理に0円にせず、『発生条件を確認中』とメモしておくと、承認者も判断しやすくなります。
Treeの月額基本料は税込10,780円/人なので、1人・12か月の基本料は税込129,360円です。ただし、この金額には追加支援・在留申請・実費は含まれません。現在の契約がすべて込みの料金なら、そのままこの基本料だけと比較せず、同じ対象業務で総額を確かめます。
最後に、社内の担当者が続ける仕事を並べてください。通訳の手配、本人からの相談受付、面談記録、在留期限の確認など、どこを外部へ任せると業務が進めやすくなるかを判断します。費用の考え方は登録支援機関の費用・年間総額の比べ方も参考になります。
比較表の空欄を、そのままにしないために
『更新料が分からない』『追加費用の範囲が曖昧』『会社の仕事が減るのか判断できない』。その項目からTreeへご相談ください。見積もりと担当範囲を合わせてご説明します。
切替を決める前に、引継ぎの日程も確認する
委託先を変更するときは、新しい料金だけでなく、現在の契約の解約条件、支援開始日、記録の引継ぎを確認します。必要な支援が途切れないよう、新しい体制を整理してから契約終了の段取りを進めます。
委託契約の終了・締結と支援計画の変更には、それぞれ必要な届出があります。入管庁の届出案内で対象を確認し、会社・現在の支援機関・新しい支援機関の分担を決めます。『次の在留期間更新まで待つ』と決めつけず、在留期限と契約の条件から日程を確認してください。
契約書で確認する委託範囲・費用・切替の確認点は、特定技能の支援委託契約書で整理しています。
Treeでは、切替希望日と現在の支援体制から相談できます。契約書や記録がまだそろっていなくても、必要な確認事項を整理する段階からお手伝いします。
見積比較でよくある疑問
見積書に書いていない業務は、無料と考えてよいですか?
無料とは限りません。月額に含む業務、別途見積もりの業務、実費を確認してください。金額が未確定なら、発生する条件と事前承認の方法まで確認します。
今の契約が一括料金でも、Treeと比較できますか?
比較できます。現在の料金に含まれる支援を確認し、Treeの基本料・追加支援・在留申請・実費を同じ範囲でそろえます。現在の月額とTreeの基本料だけを引き算して、削減額を約束するものではありません。
在留申請込みの見積もりでは、何を確認しますか?
申請の種類、書類作成・申請取次の担当、報酬、入管手数料等の実費、追加対応の条件を確認します。登録支援の委託と有償の申請書類作成、申請取次は、それぞれの資格・条件を分けて確認します。
受入れ人数が未定でも、見積もりを相談できますか?
相談できます。予定の人数や増員の見込み、勤務地、受入れ時期、準備状況を分かる範囲でお知らせください。条件が決まった段階で必要な支援と費用を確認し、ご依頼前に総額をご案内します。
比較したいのは、安さだけでなく『任せられる仕事』
社内で決裁を取るときは、総額に加え、委託する仕事、社内に残る仕事、開始までに必要な準備を1つにまとめましょう。金額と担当の両方が決まっていれば、契約後の動き出しが明確になります。
Treeの見積もりを、いまの候補と比べてください
月額基本9,800円(税抜・税込10,780円)/人。追加支援は1時間5,000円(税別・税込5,500円)。在留申請の報酬と実費は別途です。1名から全国対応。支援と行政書士の申請業務を同じ窓口で相談できます。
見積書の空欄や追加料金の発生条件を整理し、必要な業務の総額を比較できます。
| 月額基本支援(1人) | 9,800円(税別)税込10,780円 |
| 追加支援(1時間) | 5,000円(税別)税込5,500円 |
| 在留資格認定・変更申請 | 50,000円(税込) |
| 在留期間更新申請 | 25,000円(税込)初回から同じ料金 |
認定・変更・更新は、登録支援をご委託の企業様向けの料金です。公的手数料等の実費は別途。必要な支援の内容・時間数・総額を、ご依頼前にご案内します。
料金確認:2026年10月16日
申請料金の適用区分はTree公式料金一覧で確認できます。相談・見積もりは無料です。分からない項目がある段階でもご相談いただけます。
2026年10月15日確認。チェックリストは一般的な比較のためのものです。必要な支援、届出、費用は本人・企業の状況と契約によって異なります。具体的な内容はご依頼前に確認します。 公式資料の確認には細心の注意を払っていますが、一般情報であり個別案件への法的助言や許可・登録の保証ではありません。