公開予定: / 情報確認:2026/10/30
本記事は、特定技能1号の外国人を雇い、登録支援を委託している企業の更新準備を扱います。特定技能2号は1号特定技能外国人支援計画の対象ではありません。
「支援を委託しているので、更新も自動で進むと思っていた」。月額の登録支援と、在留期間更新許可申請は別の仕事です。在留期限を把握するだけでなく、誰が資料を集め、誰が書類を作り、誰が申請するかまで決めましょう。Treeの登録支援委託企業向け更新申請は、初回から一律25,000円(税込)。月額基本料や公的手数料等とは分けて案内します。
更新期限と、申請担当の確認から相談できます
在留期限、支援の委託状況、本人と会社の変更点をお知らせください。Treeが、日常支援の記録と更新の準備をつなぎ、依頼する仕事と費用を整理します。
目次
登録支援の月額契約に、在留期間更新も含まれる?
登録支援機関が行う面談、相談対応、支援の記録と、入管へ在留期間更新許可を求める手続は区別します。支援計画を実施しているだけで、在留期間が自動的に延びるわけではありません。月額契約を結ぶ段階で、期限管理、資料案内、申請書類の作成、申請取次のどこまで含まれるかを確認してください。
支援の記録がそろっていても、企業側でしか取得・説明できない資料や、本人が確認すべき事項が残る場合があります。委託先から連絡が来るのを待つだけにせず、会社の担当者が在留期限と依頼状況を共有し、不足資料の確認先を決めておきましょう。
支援計画の仕事との関係は、特定技能1号の支援計画と委託の進め方で整理しています。本記事は全必要書類の一覧ではなく、支援委託中の企業が更新準備の担当を確認するための記事です。
本人・会社・支援機関は、期限前に何を共有する?
本人は現在の在留カード・在留期限、住所や生活状況等の変更を確認します。会社は雇用条件、仕事内容、勤務先、賃金等の現状や必要資料を整理します。支援機関は委託された支援の実施状況や記録を確認し、申請担当が必要な情報を確認できるようにつなぎます。
資料の種類を過去の更新と同じと決めつけないことも必要です。公表様式や提出書類、省略の条件は変わる場合があるため、申請時点の公式案内と今回の条件で確認します。会社の名前や所在地、担当者が変わっていれば、申請前に説明が必要な内容や届出の状況も整理してください。
| 段階 | 確認する内容 | 確認・依頼先 |
|---|---|---|
| 依頼の相談 | 在留期限、現在の許可内容、支援委託先、希望する依頼範囲 | 本人・企業担当・申請担当 |
| 変更点の整理 | 住所、業務、勤務場所、雇用条件、支援体制等の変更 | 本人・人事・現場・支援担当 |
| 必要資料の案内 | 今回の必要資料、会社で取得するもの、本人の確認事項 | 書類作成の担当から案内を受ける |
| 書類作成・確認 | 不足資料、記載内容、本人と会社による確認 | 会社・本人・作成担当で分担 |
| 申請・結果の共有 | 申請方法、担当者、受付の確認、追加連絡の窓口 | 申請取次等の担当を事前に確定 |
これは審査にかかる日数を保証する工程表ではありません。各段階の担当欄に氏名と確認予定を書き、必要資料が手元にない時点で相談します。「期限の通知は来たが、誰も申請を頼んでいなかった」という空白をつくらないための表です。
書類作成と申請取次は、同じ資格でできる?
申請取次は、所定の承認等を受けた人が本人等に代わって申請書類を提出する制度です。一方、他人から依頼され、有償で官公署提出書類を作成する業務は、行政書士法等の資格の問題が別にあります。登録支援機関として登録されているだけで、両方を無条件に行えるわけではありません。
委託前には、「書類を作る人は誰か」「本人が確認する内容は何か」「申請を取り次ぐ人は誰か」をそれぞれ確認します。登録支援機関の職員がオンラインで申請を代行する場合は、適合する1号特定技能外国人支援計画の全部の委託を受けていること、申請等取次者として承認されていること、申請人の所属機関から代行の依頼を受けていること等が必要です。オンラインシステムの利用には、事前の利用申出と利用承認も確認します。取次ぎの承認やシステムの利用承認を、有償の書類作成資格と同じものとして扱わないでください。
委託先に確認する担当者・支援範囲・費用の見方は、登録支援機関の選び方で整理しています。
行政書士法人Treeでは、登録支援の委託と行政書士による在留申請を同じ窓口で相談できます。会社が集める情報と、依頼する書類作成・申請取次の範囲を明確にすることで、人事が窓口ごとに同じ説明を繰り返す手間を整理できます。
更新を頼んだつもり、をなくすために
在留期限と現在の委託契約、準備できている資料をお知らせください。Treeが、今回依頼する申請と日常支援を分け、会社・本人がいつ何を用意するかを確認します。
更新25,000円と、月額・追加支援・実費はどう違う?
Treeの在留期間更新申請25,000円(税込)は、登録支援機関サービスを委託する企業様向けの申請報酬です。初回を無料にする特典ではなく、初回から同じ料金を案内します。月額基本支援の料金に更新報酬が含まれるわけではなく、公的手数料等の実費も別途確認します。
追加の同行等が必要なら、追加支援の時間数と費用を分けて見積もります。また、公的な申請手数料は申請方法や適用時点等によって確認が必要なため、以前の料金をそのまま経費申請に使わないでください。支援の委託料、専門家の申請報酬、行政に納める手数料を別の項目にすると比較しやすくなります。
役所への同行を企業と支援機関でどう分担するかは、特定技能の役所同行の進め方で解説しています。
在留期間更新と、登録支援機関そのものの登録更新も別です。この記事の25,000円は外国人本人の在留期間更新申請の報酬で、支援機関が事業者として登録を更新する公的手数料ではありません。総額の見方は登録支援機関の費用相場と初期・更新費用の比べ方も参照できます。
更新準備で避けたい失敗は?
期限アラートを受け取っただけで安心し、申請の正式な依頼をしていないケースを避けましょう。相談、見積り、依頼、資料提出、申請受付はそれぞれ別の段階です。社内の管理表には「依頼済み」の根拠と、次に会社がすることを書いておくと担当者交代にも対応しやすくなります。
もう一つは、支援の定期届出と本人の在留期間更新を同じ締切で管理することです。定期届出を提出したから在留期限の確認が不要になるわけではありません。届出の準備については特定技能の定期届出と企業側の準備を別に確認し、それぞれの手続と担当を管理してください。
よくある質問
Q. 登録支援を委託していれば、在留期間は自動で更新されますか?
自動更新ではありません。月額の支援と在留期間更新許可申請は別の仕事です。必要資料の準備、書類作成、申請の担当と依頼状況を確認してください。
Q. Treeの更新申請25,000円は、誰でも利用できる料金ですか?
登録支援機関サービスをTreeへ委託する企業様向けの料金です。在留期間更新申請の報酬は25,000円(税込)で、月額基本料や公的手数料等の実費とは別に案内します。
Q. 初めての更新は無料ですか?
無料特典ではありません。Treeの登録支援委託企業向け更新申請は、初回から一律25,000円(税込)です。必要な追加支援や実費は別途確認します。
Q. 登録支援機関の職員なら、有償で申請書を作れますか?
登録支援機関の登録だけで無条件に有償の書類作成ができるわけではありません。行政書士等の書類作成資格と、所定の承認等による申請取次の条件は分けて確認します。
Q. 定期届出を提出していれば、本人の更新申請は不要ですか?
不要にはなりません。企業等の定期届出と、外国人本人の在留期間更新は異なる手続です。在留期限、必要資料、担当と申請状況を別に確認します。
Q. 資料がそろっていなくても、更新について相談できますか?
はい。在留期限、現在の支援委託先、本人・会社の変更点を分かる範囲でお知らせください。Treeが、依頼する申請と支援、必要資料の案内から準備を整理します。
在留期限の通知を、申請が進む担当表に変える
期限を知っていることと、申請の準備が進んでいることは別です。本人、会社、支援担当、申請担当が次の仕事を確認できる状態をつくり、更新と日常支援をつなげましょう。
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| 月額基本支援(1人) | 9,800円(税別)/税込10,780円 |
| 追加支援(1時間) | 5,000円(税別)/税込5,500円 |
| 在留資格認定・変更申請 | 50,000円(税込) |
| 在留期間更新申請 | 25,000円(税込)。初回から同額 |
認定・変更・更新は、登録支援を委託する企業様向けの料金です。月額基本料に義務的支援10項目すべてや在留申請が含まれるわけではありません。必要な支援を省略せず、追加支援の内容・時間数、公的手数料等の実費を分けて、依頼前に総額をご案内します。
更新準備と継続支援を、Treeの同じ窓口へ
行政書士法人Treeでは、支援委託中の更新準備や、委託先を見直す際の申請・支援の分担を相談できます。在留期限と契約状況から、今回の依頼範囲を確認します。
- ✔ 準備中・未確定の項目から担当を整理
- ✔ 月額・追加支援・在留申請を分けて見積り
- ✔ 支援と在留申請をひとつの窓口で相談
関連する制度と支援の全体像を確認する
- 登録支援機関とは?任せられる仕事・費用・委託の進め方
- 登録支援機関の費用相場|月額・初期費用・更新料の比べ方
- 特定技能1号の支援計画|10項目の担当・言語・記録と委託の進め方
- 特定技能の定期届出ガイド|年1回の期限・書類と企業側の準備
- 特定技能とは?1号・2号の違いと19分野を解説
制度・料金の確認に使用した資料
- 出入国在留管理庁:特定技能運用要領・1号支援別冊と更新履歴
- 出入国在留管理庁:特定技能の在留期間更新・提出書類一覧
- e-Gov法令検索:行政書士法
- 出入国在留管理庁:特定技能関係の申請・届出様式一覧(在留期間更新申請等)
- 出入国在留管理庁:1号特定技能外国人支援・登録支援機関
- 出入国在留管理庁:在留期間更新許可申請
- 出入国在留管理庁:在留申請オンラインシステム(所属機関等の職員)
- 行政書士法人Tree:登録支援機関サービス
- 行政書士法人Tree:料金一覧
情報確認日:2026年10月30日。本記事の25,000円はTreeへ登録支援を委託する企業向けの在留期間更新申請報酬です。公的手数料、必要資料、申請方法は申請時点の公式案内で確認します。公式資料との照合には細心の注意を払っていますが、本記事は一般的な情報提供であり、個別案件への法的助言や許可・契約の成立を保証するものではありません。